社寺建築新築・改修・耐震・整備工事

海津町の圓心寺鐘楼解体修理開始

瓦を下して屋根の下地だけにして、これから下地を直します。

四隅に雨漏れの後がしっかりと有り、腐食している部分がかなり広い範囲で有りました。

角にも雨漏れで腐って、下地から化粧の裏甲までも腐食しています。

屋根も垂木が外れて変形して、垂木が折れていました。

棟木の所も、垂木が全部外れています、軒先が下がり引っ張られて垂木が外れて下がったと、思います。

雨が漏れていて下地が腐り下まで貫通していました。

解体途中から仕事内容を変更して、全解体することにしました、余りに傷み具合がひどくて、どこまで治すか考えていて、いっその事すべて壊して直した方が早いと判断しました。

結果屋根と、柱も全て一度解体して、工場に持ち帰る事にしました。

屋根の至る所が、腐食していて何所まで治したらいいのか、考えていっその事傷んでいる所を全て直した方が良いと考えました。

 

解体が終了して、工場に持ち帰る事にしました。すべて解体することにより、中途半端でなく、しっかりとした修理が出来ると思いました。ただ今工場にて修理中です。

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一宮市の正瑞寺様耐震補強工事

本堂の四隅に格子状の耐力壁を設置しました。

格子を組むことで前面に力が伝わり地震の力でも少ない壁で耐力が出る様にして有ります。

本堂内部も地震に耐えれる様に耐力壁を増やしました。

裏廊下の壁面に押入れを、増設してその壁にも筋違などを増やしました。

既存の柱を交換出来る所は、交換し梁などの弱い部分は補強して、また新たに部屋を増設しました。

部屋の増設と既存分部とが分からない様にほぼ新築みたいに仕上がりました。

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海津町圓心寺の鐘楼堂の改修工事

現在の建物が約150年前に建てられた鐘楼堂

 

瓦がずれて落ちてきて、雨漏りがする状態

棟瓦の下の分部、下地材が外れて陥没している状態

柱の根本が、半分腐って無くなっています。

屋根の重みで軒先が下がり、垂木が屋根地に食い込んでいます。それだけ屋根が下がっていることのしるしです。

貫が腐ったり、風化したりして、柱から外れていたり、隙間だらけになっています、そのために倒れる危険が有りますので、鉄骨で補強がして有ります。

これを直して行きます。

 

 

 

 

 

 

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蓮光寺本堂の全景が見えました。

足場が取れて、本堂全体図がはっきり見える様になりました。

角度を変えてみても、その形が美しく見えます。

南側から本堂を見上げてみました。

鐘楼堂からの本堂の見え方。

北側から少し斜めに本堂の裏を見た姿。

妻の木連格子を、見ている所

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蓮光寺様 妻壁の木連格子完成

本堂妻の木連格子

台輪の上に銅製の水切を付けて腐らない様にしてあります。

施工途中、工場であらかじめ造り、部分的に組立てて現場でとりつけます。

取付もある程度組んで有るので、比較的綺麗になおかつ早くしあがります。

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聯芳寺書院建て方完了

 

建て方の途中、1階部分の屋根が終わり2階の大屋根を、作っている途中です。

画面右の棟木は、旧書院の桁材です、住職様の希望でどこかに使えないかと、相談が有り材料も非常に良い状態でしたので、棟木に使用させていただきました。

大屋根を支える重要な骨組み、長い地棟と、大梁、なるべく継手の無い様に長い材料で骨組みを作って強度を出します。

座敷前広縁の天井、京都の北山杉の磨き丸太と、垂木の磨き丸太、手間は掛かりますが書院作りには欠かせない天井です。

大屋根の軒先部分、お寺の工法で、二重屋根工法でつくります。

社寺の造りで重要な軒反り、この曲線がいかに綺麗に出せるかによって、建物の美観が決まります。

今も受け継がれる、荒壁工法昔から日本の建物に使われてきた荒壁、高温多湿の日本の風土には、最適な自然素材な壁材。

建物の外周部分の壁、全てを荒壁にして湿度の流入を防ぎ、適度な室内湿度を保ちます。

壁の少ない部分には大筋違を(10cm×180cm)入れて耐震強度を出します。

瓦も防水シートを下にひいて、桟木で瓦を止めます、鼻瓦も銅製のばん線で止めて瓦がずれない様にしています。

鼻瓦にも家紋を入れて造りました。

瓦が葺きあがると重厚感がまします。

 

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職人技

この間の事ですが、御寺様に鬼瓦に年号を記念に入れて頂いた時、隣で瓦職人さん、鬼師と呼ばれる鬼瓦専門に作る人が、鬼面の鬼瓦を、作っていました。

話しを聞くと、昔の物を復元したり、新たな形の鬼を造ったりしています、下絵とかなしに頭の中だけでイメージをしてここまで形を作るそうです、これが職人技です。

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文化財の門の修理工事

 

昔犬山城に有ったとされるもんです、明治時代に移築されて祖父江町のお寺の東門として使われてきました。

老朽化が進み腐食している部分を交換修理のため瓦をめくり、下地材のチェックをします。

約200年前の彫刻も風化して形が崩れかけています。

破風の上の裏甲が大分腐っています。

 

下地板も薄く腐って穴が開いています。

昔の瓦です、使える物も有りますので、選んで再利用します、使えない部分はそのままの形で復元して焼き直しします。

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ただ今新築中の現場の鬼瓦に記念の日時を刻みました。

お寺の住職様に鬼瓦に年号と日ずけ名前などを、瓦に刻みました。

記念になる様に住職様自ら書いて頂きました。

これから約一ヶ月乾燥させてから瓦を、焼きに掛かります。

100年後に伏せ替えする時まで残り、伏せ替えするまで屋根の上で見守ってくれるでしょう。

鬼瓦の全体造です。

鬼の中心に家紋を入れて有ります。

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稲沢市の聯芳寺様建て方開始

地盤が弱いため表層改良を、行い基礎ベースを厚く打ち全体で持つ構造の基礎にしました。

通し柱が太いため基礎の幅も広く打ちます、通し柱七寸(210cm)管柱五寸(150cm)です。

建て方初日骨組みが、組みあがる途中です。

廊下(広縁)には杉の丸桁を使います。

離れの八畳間の骨組みと水屋

骨組みの重要な部材は、全体に太く丸太材も沢山使用した有ります。

二階の下地材となる梁丸太です、梁間が有るため太い梁を、使わないと荷重に耐えれない様になり下がる事が有ります、ですから荷重に耐えれるだけの梁、柱等骨組みが感じんです。

 

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愛知県扶桑町の安穏寺の不陸調整、耐震補強工事

柱の根本が腐り沈下していた所を補強とて柱の根継ぎをしました。

見えない所で補強柱を立てて、全体で強度を出すようにしました。

壁が少ないため傾きを、止めるために耐震補強用筋違を入れてボルトで固定しました。

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一宮市の正瑞寺様の屋根工事

本堂妻の箕の甲の収める下地の状態です、乾式工法により泥を使わないため下地をしっかり造りそこに瓦を載せて銅線でしばります。

下地を階段上に作る事により瓦が正確に治まります。

普段では見る事のない瓦の側面の納まった状態です。

 

高さを正確にだしてそこに瓦を載せてステンレスの釘でとめ被覆してある銅線で筒瓦を縛り固定します。

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大垣市の西圓寺様の外構工事

山門の外側の砂利敷きの部分を洗い出し仕上げに変えました。

玉砂利をセメントに混ぜて表面を洗い玉砂利を浮き出して行う工法です。

山門等の樋のつかない建物等に雨落ちを造り排水等をしやすくすることで石積みなどが下がったり崩れたりしない様にします。

完成した雨落ちです、雨の落ちる部分に玉砂利を挽いて雨の飛び散りを防ぎそこに雨の道にして排水を取って有ります。

山門の通路以外の所に雨落ちを造りました。

参道以外の土の部分を草などが生えない様に洗い出し仕上げにして有ります、お寺に合う様に施工しました。

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一宮の正瑞寺様水盤社屋根葺き替え完了

軒先の一部腐食部分の取り替えと、飾り金物の磨きを行いました。

飾り金物など磨いて新品同様になりました。

葺き替え途中の写真です。飾り金物を外して磨きに出して付いていない状態です。

水盤社の鬼瓦です、御寺様の家紋を昔道理に復元して取付ました。


棟のし瓦を積み上げる途中です。鬼瓦を載せて位置を出して水糸を張って真っ直ぐに、瓦を積み上げます。

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津島の蓮光寺本堂瓦工事完成


本堂棟瓦の下地です、耐震棟で地震にも強い構造で造ります。


鬼瓦の下地を、作っています、鬼を固定するステンレスの針金等出している所です。


鬼瓦が載り固定されました。お寺の地紋も入れてあります。

耐震棟下地の完成です、木で箱状に下地を造りそれに防水シートを張りました、この方法で施工すると瓦が少しでも軽くなり地震で崩れることが無くなります。


降り棟も付完成しました。

瓦工事完成して屋根全体の姿が出来上がりました。

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