東本願寺の本山の総会所と呼ばれる建物を解体することに成り使える物、再利用出来る物を取り外してきました。
内部の作り付けの須弥壇の巻障子や飾り金物、欄間なども取り外してきました。
明治時代に建てられた建物、それなりに価値がある物が沢山残っています。本山の財務局の方立ち合いで取り外してきました。
中はとても広く、柱もほとんど無く天井も下がっていませんでした。
まだまだ使える建物ですが、維持するのに大変とゆうことで、この度移設の公募をしましたが余りの大きさに移設先が見つからずに取り壊すことに成りました。
明治の建物でもしっかり作って有りましたので、痛みも狂いも少なかったです。
取り外した向拝周りの材料、これを岐阜の大垣市でこの度新築する本堂に再利用することにしました。
本山の関係者や大垣のお寺の住職様も大変喜んでいます。
解体するとただのゴミしかならない物を、もう一度よみがえらせるまだまだ使える材料、建てた時代の人の思いを大事に後世に繋ぎたいものです。
大垣の本堂が完成したら本山の方も是非一度伺いたいと言っておりました。