社寺建築新築・改修・耐震・整備工事

愛知県津島市の瑞泉寺様の稚児門工事

稚児門の新築工事に入りました。

白蟻の被害で土台等が腐ってしまって、何時倒れるか分からない状態です。

解体に当たり、住職様のお勤めして頂きました。

 

住職様のご家族と工事関係者出席の元お祓いをして頂きました。

解体に入るとやはりかなりの腐食具合。

中央の稚児門だけを修理して別の場所に移せないかと急遽ご相談を受けました。

脇塀を解体していると、腐食と白蟻の被害が凄いです。

解体前だとあまり被害が有るようには見えませんでしたが、解体しているとその被害の様子が良く分かります。

稚児門だけを切り離して別の場所に移す準備

切り離してトラックに積んで別の場所に移動します。

柱は腐っている部分は修理して、屋根の部分はまだまた持ちそうなので、住職様のご希望で、裏の通用門に直して再利用します。

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愛知県愛西市西篠町の慶正寺改修工事

内部の養生が終わり、足場を組んでいよいよ瓦降ろしに掛かります。

瓦を下すために全体に足場を組みます。

鐘楼堂は、瓦の伏せ換えとともに、傷んでいる貫なども交換するために、一度全部解体します。

軒先の茅負が一部腐って屋根が垂れ下がっています。

屋根の伏せ換えと共に傷んでいる貫と、柱下の石の不陸も直して行きます。

柱下の石も下がっていて、鐘楼堂が傾いて居ますので全解体して基礎から直してまた組み上げます。

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大垣市和合本町の西生寺本堂新築工事 上棟式

工事はまだ途中ですが、上棟式の日を迎えました。

屋根には五色の吹き流しと、幣束を立てます。

棟上式の住職様の挨拶。

お寺のお勤めをして頂いて、檀家の皆様も沢山参加して頂きました。

 

お寺様のお勤めの後、工匠式に移ります。

工匠式では引綱の義を、執り行います。

これは昔檀家の皆様で地棟を引き上げていた事を、儀式的に行う行事です。

続いて槌打ちの義では、檀家の皆様にて引き上げて頂いた、地棟を工匠達が打ち納める儀式です。

 

工匠が屋根の上で地棟を槌で叩いて収めます。

最後に住職様と建設役員様も足場の上に上がって頂いて、散華の義を執り行ないます。

 

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