本堂の丸太組が終わり、屋根の下地や庇廻りを、造りに、入ります。
丸太の継手、昔のままのだいもち継手で、組んで有ります。
地棟、大梁、登り梁と、順番に組んで有ります。
軒廻りの化粧材が出来上がり、その上に桔木を、あげます。
桔木とは、お寺の庇は、長いので瓦の重みを、持たすための重要な部材です。
直径30センチ~40センチぐらいまでの丸太を使い、庇の上に44本使って軒先の加重を、支えています。
本堂裏から見た風景。
軒先の反りの線を、綺麗に見せるために、反りの線を大事にします。
本堂の丸太組が終わり、屋根の下地や庇廻りを、造りに、入ります。
丸太の継手、昔のままのだいもち継手で、組んで有ります。
地棟、大梁、登り梁と、順番に組んで有ります。
軒廻りの化粧材が出来上がり、その上に桔木を、あげます。
桔木とは、お寺の庇は、長いので瓦の重みを、持たすための重要な部材です。
直径30センチ~40センチぐらいまでの丸太を使い、庇の上に44本使って軒先の加重を、支えています。
本堂裏から見た風景。
軒先の反りの線を、綺麗に見せるために、反りの線を大事にします。
一昨日約4年がかりの本堂移設工事が完成して、落慶法要が執り行われました。
天気にも恵まれて、快晴の中で迎える事が出来て大変嬉しくおもいます。
当日の準備も、ほぼ終わりこれからいよいよ始まります。
落慶法要が始り本堂の中に檀家様が集まり法要が始りました。
僧侶様方が、13人ほどみえました。
岐阜別院の館長様も代表として、挨拶されました。
御住職様も今までの経緯を、熱く語られました。
法要の中に、西尾市の本潮寺住職様の絵解き法話があり、とても分かりやすく、小さい子供も耳を傾けていました。
とても盛大にとり行われました。無事に本堂移設工事が終わり、住職様や檀家様にも喜んで頂きとても有りがたく思います。
立柱式に住職様、檀家役員様、出席の上で本堂建て方に安全祈願して頂きました。
建設業者もそろって安全祈願を、お願いしました。
四方に、御塩と、お神酒を、御供えしました。
出席頂いた役員様と記念撮影です。建築に関わる私どもも、安全第一で、作業に取り掛かります。
現場内に材料の搬入してあり、いよいよ建て方開始です。
本堂の建て方が、始り柱が次々と建って行きます。
内陣部分が組みあがりました。
天気にも恵まれて、良い建前日和でした。
一日でほぼ、全部の柱が立ちました。
庫裡同ょうに、本堂の地棟丸太にも、住職様に、建前の忌日を、書いて頂きました。
本殿の屋根の下地の修理です。
腐食した所を交換して、銅版葺きに変えるための下地を、作っています。
下地材が、かなり腐食していたので、ほぼ取り替えて修理している所。
軒先の下地部分、反りの形などに注意して、修理致します。
建て方開始にの前に、ご住職様、役員様のお勤めをします。
材料の搬入です。一番上に地棟が長さ11mで一本で作って有ります。
お勤めの準備です。
お勤めが始り、役員様の次に、五藤社寺の社長がお参りしました。
順次工事に関わる大工職人ゃ、監督もお勤めいたしました。
柱を一本建てて頂きました。立柱式です。住職はじめ奥様、若住職、役員様一同で、記念写真
庫裡の腰回りの、重要な部分が組みあがりました。
地棟に住職様に、日付とお名前を書いて頂きました。
地棟に、書きあがりました。
一階の柱が全部立並びました。
御住職様に、記念に残る様に書いて頂きました。
建て方が終了しました、これから瓦伏せに入って行きます。
柱状改良工事が、終了してこれから基礎の背筋組に入ります。
透湿シートを、ひいてその上に捨てコンクリートを、打ち鉄筋を組みます。
鉄筋の間隔は、20センチ間隔で組み上げます。
鉄筋のかぶり厚さを守る様に型枠を組みます。
全体の型枠が組みあがりました。
背筋検査も済、立ち上がりのコンクリート打ちに入ります。
内部の造作が終了しました。正面に御本尊の棚、両脇に位牌だなが、有ります。
両脇には、檀家様の位牌棚が作って有ります。下には物入れを、作りました。
外観も完成して、後は足場を取るだけです。
少し離れた場所からの屋根の形です。反り屋根で作って有ります。
解体終了後に、丁張を掛けて位置出しをします。
位置を出した後に建物の実際建つ場所で強度試験をします。
建物の位置、建つ場所等、10ヵ所試験をします。
スウェーデン式サウンディング試験の途中、8ヵ所目の現場
本堂が建つ場所には、ボーリング試験もしました。
試験後に最適な杭の長さや、ボーリング試験の結果、コンクリートの配合結果などが、決まり地盤補強工事に掛かります。
試験の結果を、御寺様、建設委員の方々に説明させて頂きました。
柱を立てて、桁組、丸太組みが、済みました。
三間の間口を、飛ばすので、丸太梁でもつ用に組んで有ります。
桁の継手、社寺建築の工法、木組みだけで継いでありますが、それと兼用してボルトも使って有ります。外からは、ボルトが見えない様にして有ります。
小屋組みの様子。
ほぼ形に組みあがりました。
旧本堂と庫裡の解体工事が開始しました。
旧本堂内部、引っ越しの準備中。
もうしばらくで解体で解体します。
屋根の傷みが有り、雨漏りがひどい状態でした。内装の解体途中
解体が終了しました。
旧本堂が完全に解体して無くなりました。これから地盤調査に、はいります。半年後には新しい本堂の姿が見える事でしょう。
屋根地の工事が終了して瓦工事に掛かりました。
現在は乾式工法とゆう瓦葺きの仕方です、土等を使わずに桟木で瓦を止めていきます。
鬼瓦も乗りました。
鬼瓦の中心に浄土宗の家紋を入れました。瓦葺きも完成しました。
落慶法要当日、前日の予報では雨でしたが、法要が始まる少し前にやみましたこれも集まって頂いた皆様の願いが届いたのでしょうか。
法要が始り住職様の挨拶です。
約150年前の姿に復元出来ました。ほぼ新築観たいに、見えます。
鐘楼堂での法要が始り檀家の皆様も一緒にお参りしています。
最後に散華を撒いて皆様に記念に成る様に、感謝の気持ちで撒かれていました。
無事に修復工事が終わり、これから150年以上この地に残る様に施工して有りますので末永く檀家の皆様に愛される鐘楼堂で有りますように。
破風はまだ使えましたので、洗いを掛けて使いました。
南側の妻虹梁と差し母屋などは腐食が激しいために交換しました。
裏甲、桔木等は全部交換しました。屋根を支える重要な部材の為に。
桔木は、ほぞを造り茅負に差し込んで外れないようにして有ります。
屋根下地のほぼ完成です。
野地板を打って屋根が完成しました。
改修後の屋根の形です。
150年前の屋根の姿に戻りました。
組物なども昔のままの材料です、洗いを掛けて磨き塗装をしました、ほぼ新品の様に見えます。これから瓦工事に入って行きます。
柱と貫を、新品に交換して、頭貫と木鼻は腐食が少なかったので一部直して再利用しました。
組物や桁も洗いをして再利用してあります。
野物や、梁丸太、天井板などは、割れたり虫食いがひどかったために全て交換しました。
修復した、組物と、頭貫と桁、新品の柱とそれほど気にならないぐらいまでに洗いを掛けて直して有ります。
骨組み全体が組みあがりました。
新設した、梁と鐘釣張り
化粧隅木等は、見えない所で折れていましたので、工法を変えてまた再利用しました。
軒先の茅負、木負等は腐りがひどかったために使える所は、つかい腐食している部分は交換しました。
隅木や、軒先部分の木負いが納まりました。
雨漏りがひどくて腐食のひどい所の材料、垂木、木負、茅負、裏甲は交換して古色を付けて新品と、古材と分からない様にして組あげました。
瓦を下して屋根の下地だけにして、これから下地を直します。
四隅に雨漏れの後がしっかりと有り、腐食している部分がかなり広い範囲で有りました。
角にも雨漏れで腐って、下地から化粧の裏甲までも腐食しています。
屋根も垂木が外れて変形して、垂木が折れていました。
棟木の所も、垂木が全部外れています、軒先が下がり引っ張られて垂木が外れて下がったと、思います。
雨が漏れていて下地が腐り下まで貫通していました。
解体途中から仕事内容を変更して、全解体することにしました、余りに傷み具合がひどくて、どこまで治すか考えていて、いっその事すべて壊して直した方が早いと判断しました。
結果屋根と、柱も全て一度解体して、工場に持ち帰る事にしました。
屋根の至る所が、腐食していて何所まで治したらいいのか、考えていっその事傷んでいる所を全て直した方が良いと考えました。
解体が終了して、工場に持ち帰る事にしました。すべて解体することにより、中途半端でなく、しっかりとした修理が出来ると思いました。ただ今工場にて修理中です。
本堂の四隅に格子状の耐力壁を設置しました。
格子を組むことで前面に力が伝わり地震の力でも少ない壁で耐力が出る様にして有ります。
本堂内部も地震に耐えれる様に耐力壁を増やしました。
裏廊下の壁面に押入れを、増設してその壁にも筋違などを増やしました。
既存の柱を交換出来る所は、交換し梁などの弱い部分は補強して、また新たに部屋を増設しました。
部屋の増設と既存分部とが分からない様にほぼ新築みたいに仕上がりました。