粘土を練って形にしてこれから一ヶ月乾燥させてから焼きに掛かります。
昔の鬼瓦の復元しました。
家紋など細かい部材も出来ました。
住職さまや、檀家様にも見て頂きました。
住職様に年号と改修工事名などの記名を、して頂きました。
粘土を練って形にしてこれから一ヶ月乾燥させてから焼きに掛かります。
昔の鬼瓦の復元しました。
家紋など細かい部材も出来ました。
住職さまや、檀家様にも見て頂きました。
住職様に年号と改修工事名などの記名を、して頂きました。
本堂の上棟式が執り行われました。
沢山の檀家様も出席頂き一緒に儀式に参加して頂きました。(引き綱の儀
(槌打ちの儀)皆様にて引き上げられた地棟を、納める儀式です。
散華の儀 住職様、建設役員の皆様にも足場に登って頂き、散華を檀家の皆様に撒きました。
本堂正面から見た風景ですバランスが取れて美しく出来上がりました。
庫裡側から見た形です。
南東側道路からみた姿です。これから瓦工事に入って行きます。
これは、本堂の棟のノシ瓦です。岐阜では珍しい反りノシ瓦で施工してあります。京都でおおい施工です、迫力がありまた品が有りますので
岐阜では珍しい施工方法です。
本堂の瓦工事が完了しました。とても優雅で迫力もあります。
全体の姿です、120年前の本堂が今再びよみがえりました。
とても大きくて立派な鬼瓦です。高さ2尺3寸(約700cm)もありとても重厚感が有ります。
人と比べてみると大きさが良く分かります。
大きいためそれだけにしっかりと鬼瓦を固定します。ステンレス製のばん線やステンレス製のボルト等を使用しています。
内陣正面の欅の丸柱がたちこれから本格的に骨組みが、建っていきます。
内陣と、余間の境の虹梁を、納める所、この虹梁も旧本堂で使用していた材料を、
再利用してあります。
内陣がほぼ組みあがりました。
今話題を起こしている本堂移設工事の内容が岐阜新聞に取り上げられました。いまお寺が抱える問題とこれからの有り方などを、考えさせられる事が書いてあります、私ども建築会社はその手助けになれるようにと、考えています、また昔の良い物を生かして新たに復元させるのも、私達の使命として考えています。木造建築は、国宝にも多く指定されていて何百年と建って居るものもあります、それを現代の建築と組み合わせて蘇らせることにより、建築コストを下げまた耐震性も向上させる事が出来ます。
昔の技を現在に引き継ぎ良い物は再利用する事も私達建築にかかわる者の使命だと思います。
一番重要な角柱にあたる所、建物の四隅は一番重要な場所です、その場所に耐震壁を造り建物を地震などから守りま
今までは、筋違等の部材で補強していましたが、もっとも重要な個所には、材木を格子状に桝目の様に組む事で、この面一面が耐震壁となりより強度を増します。
本堂内部の床組です。
大引きや根太等は桧材で組みます、太くて幅が広いのでとても丈夫です。
8月5日の中日新聞にも取り上げられました、解体移設工事の内容や、経緯などが詳しく書いてあります、またテレビ放送の後の問い合わせなどが沢山ありました、これからもいい物は生かし末永く使っていただける物作りに励んで行きたいと思っています。
ただ今当社で手掛けている本堂移設がNHKで取り上げられる事になりました。
120年位の前に建っていた本堂を解体して別のお寺に移設する工事です、移設の際に補強と耐震など強度を増して直して有ります、これから先200~300年持ちこたえれる様にしてあります、昔の本堂は良い材料が使って有りますので移設してでも使った方が値打ちにできます。
昔の建築技術と現代の建築技術が生かされています。
三重県いなべ市にあった移設前の本堂です。
解体途中の姿です、使える様に手ばらししている所です。
この本堂が上の移設後の本堂に生れかわ
りました。
ただ今提案中の物件の模型です。
図面より細部まで精密に造りました、100/1の大きさです。
模型を作って見せる事で非常にお寺様にはイメージしやすいと思います。
建物の四面すべてに現実の物と同じ様に作って有ります。
建物が建った時のイメージが誰でもが分かりやすいと思います。
これより瓦、屋根下地、床などを解体して本堂の傾きを直します。
床組を、壊して土間全体にコンクリートの盤を作って地盤沈下しにくくします。
(さらに…)
現在筋違荒壁下地の竹木舞まで進行中
昔ならではの竹木舞組、日本の風土には一番適しているやり方です。
高温多湿の時期に湿気を、吸ったり吐いたりして自然の気候に順応しています。
本堂軒先の組物 出組尾垂木付きの工法で仕上げています、一つ一つ解体して磨いて修整を、してまた組み立てています。
虹梁、柱、組物などが、昔のまま、明治時代の材料をそのまま生かして再現してあります。化粧桁、垂木など軒先の部分に関しては、全て新品の材料に変えてあります。
向拝桁下の手挟み、蓮の彫り物がしてあり大変すばらしい彫です、現代の彫刻ではなかなかまねができません。
屋根下地が終了して瓦葺きの段階です。半分は瓦半分は瓦を止める下地と、防水シートの状態です。
本堂軒先の反り、総反り工法といい、水平な部分がなく、緩やかに全て曲線で、仕上げてあります。
これが社寺建築の素晴らしい技術です。
明治時代の本堂には、火打ちが有りませんでした、それでも地震に耐えて建っていましたが、今回の改修工事では耐震性も、上げるため火打ちや、耐震壁などを、新たに追加してあります。
屋根地完了、本堂正面向拝を、上から見た部分です、防水シート張りが終了して、これで雨が降っても安心です。
向拝柱、虹梁百二十年前の材料を、再利用して組み上げました、柱と虹梁とも磨き新品の様に見せてあります。
本堂正面の化粧垂木、軒先部分は、新品の部材で作り治してあります。
軒先の曲線、総反りと、言う技法で施工してあり、真っ直ぐの線が無く全体が曲線にして有り、社寺建設独特の美しい線が、出ています。
向拝部分の縋る破風。