作業場での仮組の様子
総欅造りです。やはり欅は見た目が重厚感が有って良いですね。
作業場で仮組をして細かな微調整をします。
作業場での仮組をすると現場での作業が短縮するのと、ゴミが出ない事としっかりとした仕事か゛出来るので
良い事ばかりです。
作業場での仮組の様子
総欅造りです。やはり欅は見た目が重厚感が有って良いですね。
作業場で仮組をして細かな微調整をします。
作業場での仮組をすると現場での作業が短縮するのと、ゴミが出ない事としっかりとした仕事か゛出来るので
良い事ばかりです。
屋根瓦工事
本葺一体瓦での施工です。
やはり瓦が乗ると重厚感が出ます。
平場がほぼ伏せ終わりました。
妻の箕の甲も納まり、後は鬼瓦を載せます。
瓦が並んで日本瓦の美しさが引きだちます。
内部の筋交い、耐震性能を上げるために、なるべく大きな筋交いを入れます。
筋交いと柱、耐震金物で補強して強度を出します。
筋交いを入れてから床組みに入ります。
庇周りを全部新品に取り替えました。
向拝柱も新品に交換して虹梁と龍の蟇股は、再利用しました。
古材は洗たくして汚れを落として塗装しました。折れている部分は修繕しました。
以前の斗共は材料が桧で作って有った為、解体した時に重さに耐えられなくて潰れていましたので、
今回は欅で作り直しました。
瓦葺き工事が始まりました。
檀家様の寄進者様が、記念に鬼瓦に寄進者名を刻んで頂きました。
鬼瓦のヒレの部分、形が出来てこれから焼きに掛かります。
鬼瓦の下見と、確認と寄進者名の刻みが終わりました。
路盤を作りそれに年号を書き入れました。
宝珠、型が出来上がり自然乾燥させます。
宝珠と台座
路盤の形、この上に宝珠を載せます。
耐震壁の中の筋交い、柱が太い分筋交いも太くします。(120×210)
本堂は壁が少ない為成るべく壁を増やして耐震性を上げるために筋交いを入れます。
本堂正面のサッシ、今はサッシが増えました。
本堂内部の長押や壁下地か゛出来上がりました。
本堂脇の書院の天井、当社は出来る限り無垢材で作ります。
本物の木の良さを体感して下さい。
どうしても壁が少ない所には格子状に組んだ耐震壁を作ります。その上に耐震パネルを張り漆喰で仕上げます。
筋交いもビスではなく太い為ボルトで固定します。
全体にバランス良く筋交いを入れて、耐震性を上げて施工します。
少し前に成りますが、伊勢市の本覚寺様の上棟式を、執り行い差せて頂きました。
上棟式の式典の準備
棟上げのお勤めの後のご住職様の挨拶
檀家の皆様にも大勢の方の御出席頂きました。
コロナの対策も万全にしながらの棟上げ式と成りました。
棟上げ式の開始です。
住職様のお勤めです。
引き綱の儀
工匠(宮大工)と檀家様との協力元、引き綱儀を執り行ないました。
この後槌打ちの儀と移り滞りなく進行しました。
最後に散華の儀には、住職様と建設役員の方と足場の上に上がって頂き、散華と御餅まきもされました。
移りましてお菓子まきなどもお子様専用エリアを設けるなどして怪我の無い様に配慮して
行いました。
人が密集しない様に二班に分けて行いました。
地元の方や檀家様大勢の方に参加して頂き大変盛大に執り行われました。
基礎工事工事が終わり屋根の改修工事に入りました。
本堂裏側の屋根地母屋と垂木の取替
破風裏甲が腐っていた為、交換する事に成りました。
銅板が巻いて有った為屋根をめくらないと分かりませんでした。
本堂部分の庇の木負や垂木などは全て交換します。
新たに補強しながら母屋なども交換して、屋根組をします。
妻の梁丸太が折れていた為、補強梁を入れることにしました。
全体に聞くように補強梁を成るべく長く入れます。
補強梁は柱の有る所まで伸ばして荷重を柱に伝わる様に入れ直します。
向拝の柱を新品の欅柱に交換したため、向拝回りを一端解体しました、その時に向拝虹梁を
磨いて綺麗にしました。
新しい柱に組みなおして、向拝の桁も交換して一本物の桁に取り替えました。
旧向拝桁は中央で繋いでいた為両端が下がっていました。
向拝回りは新築の様になりました。
軒先も、隅木も交換するため綺麗に軒の反り上がりの線を出せます。
屋根が出来上がり上棟式を迎えることが出来ました。
檀家の皆様も大勢ご参加して頂きました。
工匠式の準備も整いました。
上棟式が始まり本堂の中でのお勤めです。
住職様と檀家様とのお勤めが始まりました。
五藤社寺建設の社長の挨拶とこれまでのいきさつ現場説明なども有りました。
引き綱の儀 住職様が是非参加したいとの事、屋根の棟に上がって頂き工匠式に参加してもらいました。
引き綱の儀では檀家様にも参加して頂き、棟上げをして頂きました。
住職様の掛け声と共に引き綱を檀家様に引いて頂きました。
槌打ちの儀では住職様自ら槌を打って頂き本堂全体に槌の音が響き渡りました。
最後に餅まきが有り、建設役員の皆様に足場の上に上がって頂いてまいて頂きました。
参加して頂いた檀家様もみんな餅まきに参加して頂き、盛大に盛生がりました。
これから瓦葺きに入って行きます。
基礎の耐震、不陸調整が終わりいよいよ屋根工事に入ります。
隅木を納めて化粧垂木を取り付けます。
軒先の茅負と、縋破風本堂の屋根の庇の部分が出来て来ました。
以前の本堂より軒先の反りをきつくして美しい線に見える様に変えました。
軒裏は小舞打ちとゆう工法に替えました。
桔木を入れて軒先が下がらない様に補強します。
桔木で屋根の荷重を支えるので、それに持つように材料の太さを決めます。
軒先の線、緩やかに曲線を描いています。
向拝の縋破風、古色を塗って全体と色が合う様にして有ります。
屋根が完成しました。入母屋の本堂が宝形屋根に様変わりしました。
以前の本堂は棟が高く急でしたので、本堂を小さくして屋根の形状も変えました。
向拝柱と虹梁も一端解体して、柱は根元が腐っていたので根継ぎをしました。
本堂の屋根組が出来上がりました。
隅木を入れて化粧垂木と、茅負を繋ぎました。
裏甲や化粧裏板などが収まり屋根下地工事に掛ります。
正面向拝の部分
縋破風に茅負が刺さり軒の出を支えます。
向拝の屋根下地、太い丸太、桔木を入れますこれが屋根の荷重を支える大事な部材です。
化粧庇の上は太い桔木が沢山入ります。
妻の破風板米ヒバ材、水に強く油を沢山含んでいる材料なので、腐れにくい材質です。
桔木を固定して屋根の荷重を支える様に天秤梁に成り、瓦などの荷重を支える様に固定します。
桔木にはもう一つの役割が有ります。庇の先端の軒反りの線を出す役割です。
美しい軒の線を出すように桔木の固定の仕方で調整します。
本堂の正面、形が出来て来ました。
旧本堂の像鼻、移設されてから100年、その以前からついて居たものなので200年から
300年位は経っている物だと思います。かなり傷んでいたので復元しました。
成るべく忠実に復元して左右と合う様に作り直しました。
旧本堂の手挟み、まだまだ使えるので再利用しました。
新築の本堂と合わない部分は梁足して偽和感のない様に補修して有ります。
屋根工事の大詰めです。
向拝の箕甲の下地
屋根がほぼ出来上がりました。
高さの違う石の上にある柱の下を高さに合わせて切直します。
高さを新しい基礎の高さまで上げて柱の下には直接コンクリートには接しない様に石を敷きます。
柱の高さを合わしたらベタ基礎の準備をします。下には砕石砂利を敷き防水シートも建物の下は敷ます。
鉄筋を20センチ間隔で組みベタ基礎の骨を作ります。
昔の基礎石を巻き込む様にコンクリートと一体に固定します。
基礎の無い部分は新たに基礎を作ります。
ベタ基礎の外周周り、基礎の厚みを20cmほど取ります。
高さを調整して基礎石を巻き込む様に鉄筋を組みます。
体力壁を設ける場所には土台を新設して固定します。
一度目のコンクリート打設工事でベタ基礎の下端を作ります。
浜縁の下は見えますので金コテ押せえとして仕上げます。
ベタ基礎が出来上がり、ホールダウン金物も入れます。
基礎の立ち上がりも打設が終わりました。
基礎部分が完成しました。
外周周りの柱も石を敷、ホールダウン金物で固定しました。
屋根の形状変更により隅木や茅負等も全て取り替えました。
裏甲を連結した所
隅木から茅負、垂木と取り付けて古色を塗って色を合わせて有ります。
向拝から縋破風の納まり
軒先が繋がって出来上がって行きます。
垂木と茅負も繋がり庇の形が出来て行きます。
今回は小舞打ちの方式で軒裏の仕上げをしていきます。
化粧裏板が打ち終わり、桔木を固定して行きます。
桔木も作業効率を上げるために角材として作りました。
以前は入母屋造りの本堂でしたが今回は減築し、屋根の形を方形屋根に変更しました。
屋根全体の姿が見えます。
軒先も桔木を入れて軒の線を調整して美しい線を作ります。
縋破風も依然と同じ形で作り直しました。
向拝も一度解体して、柱の根継ぎと磨き直して綺麗に復元しました。
本堂内陣周りの柱が立ちました。
正面の虹梁の梁が組み上がり柱と柱を繋ぎ合わせます。
柱が立ち上がり丸太組に入りました。
全体に丸太も組み上がりました。
本堂裏側に納骨堂を付けて有ります。
本堂の小屋組みが出来て屋根の形が出来て来ました。
母屋を繋屋根の下地が出来上がりました。
垂木を打ちな根の形がはっきりと見える様になりました。
解体工事が終了して不陸調整に入りました。
昔の基礎石が低い為に柱の根元を切り上げてベタ基礎の高さを確保します。
柱とコンクリートが直接、接しない様に御影石をしたにひきます。
柱の高さレベルをそろえて柱を切りそろえます。
地盤が低い為に砕石砂利を20cmほど敷いて嵩上をします。
本堂内部の基礎の高さを高くして、湿気が中にたまらない様に高くします。