本堂内の基礎補強工事が完了しました。
不陸調整して地盤を固めました。
本堂の西側、以前は玉石で土止めがして有り、長年の建物の荷重と地盤が柔らかいせいで
地盤の沈みがひどかった場所です。
本堂外周部分を全てコンクリート基礎で補強して地盤が崩れない様に補強しました。
本堂外陣の柱の基礎。
部分的に柱が短く基礎石と柱の間に枕木で調整して有った部分は、今回はその部分だけ基礎を
高打ちしてその下に敷石を置いて調整しました。
裏堂の廊下の地盤は、段差が有りコンクリート基礎で補強しますが、外周部分の土台が低い為に
段差を付けて土台にコンクリートが付かない様に施工して有ります。
元々の地盤も段差が有り、地盤が斜めになっていました。
本堂正面の基礎、以前は亀腹でなんとなく、丸くモルタルで押さえて有りましたが、今回は向拝の地盤まで
掘り下げて本堂の基礎が下がらない様にコンクリートの梁を作りました。
新たに耐震補強工事をする場所には土台を入れて、基礎と固定をして耐震壁を作ります。