社寺建築新築・改修・耐震・整備工事

愛知県名古屋市の笠寺観音屋根改修工事

改修工事にあたりすやね工事が先行しました。

破風板と懸魚、破風板にはブリキの板が打ち付けて有りました。

以前の修理でしたと思いますが錆がひどく今回は取り外して銅板に交換する予定です。

瓦降ろし。

百年以上前の瓦の葺き方なので屋根土も大量に使って有りました。

昔は土で高さ調整をするので屋根地が悪いとその分土を多く使って瓦を葺きます。

巣屋根をかけて有る為瓦降ろしを全て手作業で行います。

瓦降ろしが終わり垂木、野地板の撤去も終わりました。

傷んでいる所が良く分かります。

下地材に古材が多く使われていて、折れている物や、雨漏れで腐食している物も多くあります。

西側の妻の庇は桔木が6本折れていて庇が垂れ下がっています。

順次修理に掛かります。