工場内で取り外してきた化粧梁などの修理や磨きなどをして、使えるように修復して行きます。
新しく建てる鐘楼堂に合わせて加工し直します。
新しい部分は工場内で一度仮組をします。そうすることで現場での作業が早く成り、手間もゴミも削減できます。
全体の屋根をくみ上げて、調整します。
現場では基礎の補強をしたり、礎石や礎盤の石を新たに据え直して行きます。
昔は石の下には何も無かった為、今度はコンクリートで石の下には広めの下打ちコンクリートで固めます。
コンクリートの上に新たに礎盤と礎石を結合します。
石の中央部分から見えるステンレスの丸棒。
直下型地震に耐えるようにステンレスの棒を入れます。石からホゾが抜けて倒れる事が多いので、抜け防止のためです。
現場でも建て方が始まりました。
昔の虹梁と台輪、欅などの良い材料で使える物だけを再利用して有ります。