鐘楼堂の柱がひどく腐って金物で無理やり固定していました。
屋根の大きさバランスもおかしく、屋根の庇が短いので不格好に見えます。よく見ると鐘楼堂が一度倒れて
庇が折れ、それをそのまま修復した後が観られました。
屋根が60cm位短くして修理して有ります。
柱も半分位腐食して無くなっています。
柱の上部の割れもひどく鉄の帯で締め付けて有ります・
いよいよ解体工事に入ります。
屋根部材はとにかく古材が使って有り、ボロボロの状態でした。
斗組も以前倒れた時の物を使って有りますが、全体に切ったり、縮めたりして
無理やり使って有りました。
屋根の桔木も細く、全体に小さい材料で修復して有りました。
虹梁と獅子鼻は、欅材でまだしっかりしていますので、再利用して、新しい鐘楼堂に
組み込みます。