瓦を下して野地、垂木を外して、屋根地の修理に掛かります。
昔の作りなので、見える所は良い物が使って有りますが、屋根裏の材料は少し細いかもしれません。
庇の先の部分、くねくねに曲がったり、下がったりしています。
これを真っすぐに出来るだけ直して行きます。
細い材料にかなりの欠き込みがして有ります。欠き込みがして有る為にそこで下がったり曲がったりしています。
母屋がグネグネに曲がっています。
全体に筋交いも少ないので入れ直したり、追加で入れます。
修理していて分かったのが、桔木が折れていました。そのために補強で桔木丸太を添わして入れました。
檀家様の確認に分かりやすい様に部材名と修理した部分を張り紙をして確認していただきます。
母屋が細いしかなり曲がったりしていたために、横に補強材を添えて真っすぐに直しました。
何本も桔木が折れていました。
補強の丸太を添わして入れました。
破風が下がっていたのでよく見ると、差し母屋も折れていました。
破風を上げて補強材を入れて持ち上げました。
補強の部分が終わり、屋根の下地打ちに掛かりました。
屋根地の線が美しく見える様に直しました。
垂木を打ち、野地板を打ちます。
屋根地の修理がほぼ完了しました。
これから瓦葺きに入ります。