愛知県小牧市三ツ渕
山門が傾き扉が閉まらず、屋根も雨漏りで腐食部分が多く、一度解体して悪い所を全て直しました。
山門に付属していた塀も倒れて来そうなので解体して塀は新築して倒れない様に補強をして元の形に近い様に再現しました。
門がひどく後ろに傾いて扉が閉まらない状態です。
瓦を下して下地を見ると、至る所で雨漏れで腐食していました。
修理した後が有りましたが、中途半端な修理なので雨漏れが止まらず材料も腐食しています。
解体したらホゾに明治45年と書いて有りました。
前回の修理の時に柱の元を石で囲い埋めて有り、その結果柱の根元が腐食していました。
解体した後工場で悪い所やね反ったりした部分の交換、修理をして一度仮組をしました。
建て方の開始、使える部材は出来るだけ再利用してねダメな部材は交換して元の形の復元しました。
袖塀等は新しくして、倒れない様に補強をしました。
扉の金物も無くなっていた物は、再現して作り直しました。
完成して山号額も取り付けました。
修復後の山門正面と新築の袖塀
境内地内部から見た山門の後ろ側
山門と袖塀
控え柱と貫がひどく反っていた為、交換しました。