三重県伊勢市有滝町
旧本堂と付属棟の解体をして新しい本堂と付属棟の新設工事。
旧本堂の虹梁や像鼻等使える物の再利用して組み上げ、耐震性と使いやすさを(バリアフリー化)した本堂、内陣をコンパクトにして後堂には新たに納骨堂スペースを作りました。
本堂正面
本堂と付属棟の玄関
向拝の階段、段数を増やして上がりやすくして有ります。
旧本堂の像鼻と海老虹梁と手挟み、新しい本堂に組付けました。
内陣正面、欄間なども旧本堂の欄間を洗濯して取り付けました。
住職様の恩師の方が絵を描かれました。
外陣にも旧本堂の虹梁を再利用して組み込みました。
外陣の天井や内陣の天井は全て無垢の杉板の天井板です。
内陣は須弥壇を、おかない床の間形式の内陣にしました。
内陣や余間の奥行きを狭くして外陣を広く取って有ります。
付属棟の玄関の内部、沢山の檀家様が来られたも玄関中で履物を脱いでもらえるように広く作って有ります。
昔台風で浸水した経験から床の高さを1.5m上げましたので足の悪い方等は昇降機を使って貰えるように備え付けました。
付属棟の控室、宿泊も出来るように洗面やユニットバスなども備え付けて有ります。
トイレなども多目的トイレとして広く作りました。
内陣正面、欄間なども旧本堂の欄間を洗濯して取り付けました。
納骨棚も製作しました。
本堂の押し入れの一部に、絵本のコーナーを造りました。小さいお子様に絵本の素晴らしさを知って貰えるようにと、お寺様が用意されました。